
日の出から日没まで歩き続けた特別な一日
今日は朝から夜まで、普段とは全く違う過ごし方をした特別な一日でした。Sunrise to Sunset Walkという企画に参加し、日の出から日没まで歩き続けるという挑戦をしてきました。
目次
Sunrise to Sunset Walkとは
Sunrise to Sunset Walkは、日の出から日没まで歩き続けるウォーキングイベントです。普段は運動不足になりがちなシステムエンジニアの自分にとって、身体を動かす良い機会だと思い、参加を決めました。
妻にも誘ってみましたが、「そんな長時間歩くのは無理!」と即座に断られてしまいました。確かに、普段あまり運動していない人には厳しいかもしれません。でも、健康のためにも、たまにはこういう挑戦も良いだろうと思い、一人で参加することにしました。
最近は生成AIや株式投資といった座って行う趣味が中心で、身体を動かすことが少なくなっていました。ボウリングも好きな趣味の一つですが、それだけでは運動量が足りない気がしていたのです。
早朝のスタート
11月8日、朝5時半に起床しました。まだ外は真っ暗で、いつもの休日なら絶対に起きない時間です。
軽く朝食を取り、準備を整えました。歩きやすいスニーカー、動きやすい服装、そして水分補給用の水筒を持って、集合場所へ向かいました。
集合場所には、既に20人ほどの参加者が集まっていました。年齢層は幅広く、若い人から年配の方まで様々です。みんな軽装で、ウォーキング慣れしている雰囲気の人が多い印象でした。
6時過ぎ、まだ薄暗い中でイベントがスタートしました。東の空がうっすらと明るくなり始め、日の出が近いことを感じさせます。参加者全員で一斉に歩き始めました。
歩き始めてしばらくすると、空がオレンジ色に染まり始めました。そして、地平線から太陽がゆっくりと顔を出す瞬間を見ることができました。日の出を見るのは久しぶりで、その美しさに思わず立ち止まってしまいました。
「これは参加して良かったな」と、スタート早々に思いました。
日中の歩み
日が昇ると、一気に明るくなり、歩くのも楽しくなってきました。
コースは都市部から郊外へと続く道で、普段は車で通り過ぎるような場所を徒歩で巡ります。こうして歩いてみると、見慣れた景色も違って見えるから不思議です。
午前中は比較的涼しく、快適に歩くことができました。途中、休憩ポイントが設けられていて、そこで水分補給や軽食を取りながら休憩します。
他の参加者と少し話をする機会もありました。「毎年参加している」という常連の方や、「健康診断で運動不足を指摘されて参加した」という同世代の方など、参加理由は様々でした。
お昼過ぎになると、日差しが強くなり、少し暑く感じてきました。11月とはいえ、日中は歩いていると汗ばむほどです。体力的にも少しずつ疲れが出始めました。
「まだ半分も来てないのか...」と思いつつ、それでも歩き続けました。こういう時、普段のデスクワークとは違う種類の忍耐力が試されている気がします。
午後の中盤あたりで、正直「もう無理かも」と思う瞬間がありました。足が重く、一歩一歩が辛くなってきたのです。でも、周りの参加者もみんな頑張っているのを見て、「ここで諦めたくない」という気持ちが湧いてきました。
夕暮れのゴール
夕方になると、空が再びオレンジ色に染まり始めました。
朝の日の出とは違う、柔らかい夕焼けの光が辺りを照らします。疲れた身体には、その光が温かく感じられました。
17時過ぎ、ついにゴール地点に到着しました。日没まで歩き続けるという目標を達成できた瞬間です。
ゴールした時の達成感は、何とも言えないものがありました。足は棒のようになっていましたが、心は満たされていました。スタッフの方から完歩証をもらい、「本当にやり遂げたんだ」という実感が湧いてきました。
他の参加者たちとも「お疲れ様でした!」と声を掛け合いました。一日中一緒に歩いたわけではありませんが、同じ目標に向かって歩いた仲間のような気持ちになりました。
万葉の湯で疲労回復
ゴール後、そのまま帰宅するのも良かったのですが、身体の疲れを癒したいと思い、近くにある万葉の湯へ向かうことにしました。
万葉の湯に到着すると、温泉の文字が目に入り、それだけでホッとしました。受付を済ませ、早速温泉へ。
一日中歩き続けた身体を温泉に沈めると、「ああ、生き返る...」という感覚でした。温かいお湯が疲れた筋肉をほぐしてくれます。
露天風呂では、夜空を見上げながらゆっくり浸かりました。今日一日の出来事を振り返りながら、「こういう挑戦もたまには良いな」と思いました。
サウナと水風呂も交互に入り、しっかりと身体をケアしました。最近、サウナにハマりつつあるのですが、運動後のサウナは特に気持ち良いです。
温泉から上がった後は、お食事処でしっかりと夕食を取りました。一日中歩いてお腹も空いていたので、注文した牛丼がとても美味しく感じました。
休憩スペースでは、少しマンガを読んでリラックスしました。疲れていましたが、心地よい疲労感です。
まとめ
日の出から日没まで歩き続けたSunrise to Sunset Walk、そして万葉の湯での疲労回復。充実した一日を過ごすことができました。
普段はシステムエンジニアとして、デスクワーク中心の生活をしています。平日は毎日遅くまで仕事をしているので、運動する時間もなかなか取れません。そんな中、今日のような挑戦は、身体にも心にも良い刺激になりました。
正直、途中で「もう無理かも」と思う瞬間もありましたが、最後まで歩き切れたことは自信になりました。達成感を味わうことができて、参加して本当に良かったです。
万葉の湯で疲れを癒せたのも良かったです。温泉の力は偉大だと改めて感じました。
妻には「完歩したよ!」とメッセージを送ると、「すごいね!お疲れ様!」という返信が来ました。帰ったら、今日の話をたくさん聞かせてあげようと思います。
また機会があれば、こういったイベントに参加したいです。次は妻も説得して、一緒に参加できたらいいなと思います。
明日は筋肉痛が心配ですが、今日はゆっくり休んで、また明後日から仕事を頑張ります。